国土交通省の旅客課 金指課長からご紹介いただいた「関東運輸局 茨城運輸支局」 首席運輸企画専門官の勝家様と富澤様と「つくバス」の牛久駅乗入の件で意見交換をさせていただきました。

【目的】
つくバスの牛久駅乗入のの問題点について

【内容】
関東運輸局 茨城運輸支局では「路線バス(関鉄バス)」が運行している路線に「つくバス」を運行させるのは規約的に難しいとの回答がありましたので、つくば市内では「同一路線」が多いのではとの私の問いに対しては…

つくば市は比較的に「同一路線」が多い自治体としながらも「筑波山シャトル(関鉄バス)」と「北部シャトル(つくバス)」のように、バス停の位置や箇所を変え一方が「急行バス」もう一方が「普通」のように差別化出来ているのは、地域にとっても双方のバスにとっても良いことではないでしょうかとの、ご意見をいただきました。

また参考資料として「地域公共交通会議に関する国土交通省としての考え方」と「地域公共交通会議の設置及び運営に関するガイドライン」をいただいて来ました。

最後「路線バスが廃線なれば、つくバスの牛久駅への乗入は可能」との回答をいただきました。

【その他】
最後の「路線バスが廃線なれば、つくバスの牛久駅への乗入は可能」との回答が気になり、後日、首席運輸企画専門官の勝家様に電話での問い合わせをさせていただきました。

①茎崎地区を運行している「路線バス」3路線の赤字状況を確認したところ、いずれも赤字の状況にあり、国、県、市が補助金を出しているとの回答でした。

②茎崎地区を運行している「路線バス」が「森の里」や「桜ヶ丘」から先の運行本数が半減していることからも、そこから先の赤字が大きいことが容易に推測できるが、そこからの路線を廃線にして「つくバス」がカバーするのが可能かの問合せに関しても可能との回答でした。

③路線バスが廃線にした場合の交通不便地域(例・茎崎 西南地域)を「つくバス」が補完し、路線バスと同一路線となってしまう路線上で「茎崎窓口センター」のみ停車とし「牛久駅」に乗入れられるかの質問にかんしては「牛久駅」でも「みらい平駅」でも可能ですと回答でした。

お時間をいただいた、首席運輸企画専門官の勝家様には心より感謝申し上げます。

 

※国、県、市が補助金を出して運行している「路線バス」と、市が運行させてる「つくバス」いずれにしても「税金」で走っている訳ですが、裏を返せば私たちの為に「税金」を使ってでも走らせてくれている訳です。

今、私たちがすべきことは、他人ごとにせずに官民が一体となって利便性の高い路線をつくることが何より大切なことですが、運行してくれているバスが無くならないよう「バス利用の啓蒙」を図るとともにバスを積極的に「利用」することではないでしょうか!